一体、強さとは何か?
※ネタバレにならないようにレビューしたいと思うのですが、・・・・ぜひ、観てから、読んでもらえたら。(笑)(今のところ、アマゾンプライムで観れそうです。)
「統合して生きる」「覚醒する」「アセンション」とかにも興味がある方には、直感で感じ取れると思いますし、武道の視点から、感じ取るのも、とても参考になると思いました。
KUROーOBI「黒帯」
私、武道とか全く無縁に生きてきました。
でも、この映画は、全然、空手を知らなくても楽しめます。
とにかく、空手の精神が、すきっと感じれる、美しい映画でした。
私は、統合ワークから、武道(タオ)の師匠(真鍋さん)に出会い、いろいろ教えていただいたことが、きっかけで武道に触れました。
この武道に、一貫して通じる、
「精神と肉体の感覚」は、「本来の自分に100%一致した状態」です。
でないと、フルパワーにはなれません。
この映画のストーリーは、昭和初期が背景。
とてもシンプルなので、ある意味、さっくりと進み、気持ちがいいのですが、ここにからまる「空手武道の世界」ただのアクションだけの空手映画ではない感じです。
空手とは?武道とは?
「己と向き合う?」とはを、本当に改めて考えさせられる
真の武道作品のように感じます。
死を目前にした、伝統空手の先生が、3人の弟子たちに放った最後の言葉、深かったーーー。
「己と向き合うことの全て」
考えさせられます。
己を知る術とは?
陰と陽、表と裏、光と闇・・・・
真の統合とは?
何を貫き通すのか?
黒帯を伝承するのは?
己を生きるとは?
主演の方たちは、本物のプロの空手武道家。そんじゃそこらの人達ではない人達が演じる、空手シーンもホンモノで、圧巻です。
その人たちのホンモノの空手の武勇に、ほれぼれし(笑)
釘付けになるシーンが多々あります。
主演の中達也さんの空手を教えてくださるyoutubeの動画も、映画の中では、ほとんどなかった、優しい笑顔たっぷりで(笑)空手、武道の神髄を教えてくださってます。それも、すごく楽しめます。
「空手に先手なし、空手は相手を倒すためのものではない。」
世界には、闘うものなど何もない。
敵などいない。
良いも悪いもない。
なにもかも、全て「事実」があるのみ。
淡々と、そこに、実存するもののみがある。
そこに意味を付けて、あれやこれやと創り出しているのは、私たちの「心」だということに、本当の意味で気が付いたら、敵などいないことがわかるし、
全ては自分「己」。
世界には、闘うものなど、敵などもいない。
あるのは、愛と調和の元に、実存すると見える事実だけ。
自分が、もし、調和していないと感じていたら、自分と向き合う時間が必要なだけ。
この世界は、調和で成り立っている。
「自分と世界、自分と自分との関係性」気が付きはじめてら、あなたの世界は変わりだします。
そして、何をしてても、自分が自分自身と調和がとれていることに、気が付いたら、
そこから映し出される世界は調和しか起こってないことに、気が付きます。
全ては、「今」にあります。
今日も読んでくれてありがとうございます。